セレブレーションでセレブになりたい話
はじめに
先日、WCS2019が行われたのは皆さんもご存知のところだと思う。
そして、それに伴いセレブレーションイベント(Celebration:祝い事)も各地で開催された。
そしてそれに優勝することが出来れば来場記念カードセットを手に入れセレブ(Celeb:有名人、裕福な人)になることができるのである。
参加するしか、ない。
そのような圧倒的な物欲によって、今、ターンUの挑戦が、始まる––––。
デッキ選び
セレブになる為には、勝利しなければならない。
ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。
そしてそれにはデッキ選択が重要となる。
今回、私は使うデッキの候補を以下のように絞った。
①転生炎獣
無難に強い。
ガゼルは制限になってしまったがそれ以外はほぼフルパワーであり、そのリソース力と空いたデッキスロットによる拡張性は世界制限下でも強力。
ハート、スピニー、Jジャガー、ガゼルによる展開力も抜群。
その分メタられる可能性もあるが、それでも尚戦えるパワーがある。
センサー万別は、怖い。
サイバース族。
②サンダードラゴン
サーチ封じと相手ターンに対象を取らずに破壊する効果はやはり強力。
さらに雷獣と雷龍融合のループにより盤面の回復力もピカイチであり環境外のデッキに負けにくい。
打点も高く、隙あらば即ゲームエンドに持って行ける点も魅力。
ただし少々事故りやすい。
サイバース族じゃない。
圧倒的な展開力による圧倒的な爆発力が圧倒的な魅力。増G無いし。
先後関係なく一瞬でゲームエンドまで持っていくことが出来るがメタが簡単な上にメタられると途端に弱くなるDead or Arrive。
サイバース族じゃない。
④コードトーカー
どうでもいいけどシューティングって禁止なんね。
今やってるサラマンなんかシューティング入ってそう
— ターンU@タンス (@U1811140) 2019年8月10日
以上の候補から、私、ターンUが選んだのは、一体どれなのか––––?
理由:面白そう
デッキ構築
こんな感じ。エクストラは時間がなくて適当。
基本的には後攻をとって相手の盤面を崩してからバックで動きを縛るというコンセプトである。
あまり特筆することはないが、強いて言うならサンダードラゴンに対して強い永続罠としてメンタルドレインを採用した。
一度出た超雷や雷神を処理するのは簡単なのだが、フュージョンを使い回された場合、リソース勝負で負けてしまう為それをメタろうというわけである。
また、インスペクトボーダーは後攻をとるコンセプトの為2枚に。
モンスターを奪われる相手の大捕り物が最も怖い為タイフーンをメインに2枚仕込んだ。
ライオウは相手へのサーチ封じと特殊召喚無効により、転生、姫、サンドラ、エンディミオンなど多くのデッキの動きを縛ることができるため採用。
正直練り込みが足りない感も否めないのだが、
何故かセレブレーションイベントの日付けを間違えるという大失態によって限られてしまった時間ではこれが限度であった。
戦績
1戦目:サンダードラゴン
1本目
相手が事故を起こした為2回ドローゴー。
その間に強貪打って、
2本目
フュージョン使い回されてリソース差で負け。
3本目
モンスター壊獣しか引かず、フュージョン使い回される。
なんとか万別とうららでトップ勝負に持っていき、グラットンパワーで微有利になるも
乱数って、クソ。
負け。
こうして私のセレブになるという目標は潰えてしまった。
悲しい。
終わり。
いや、まだだ。
石川県ではセレブレーションイベントは3回行われる。
セレブになるという夢はまだ繋がっているのだ!!!!!
2日目
1戦目:エンディミオン
1本目
じゃんけんに勝ち先攻を譲る。
みるみるうちに整えられる、盤面。
壊獣とかって問題じゃない。負け。
2本目
先攻サイチャンして先攻。
魔封じ貼ったらタイフーンで割られたから相手のスケールもタイフーンで割った。ついでに砂塵でも割った。
スケール無くなってるところに
勝ち。
3本目
先攻渡されたから魔封じと次元障壁伏せてエンド。
「勝ったな」とニヤニヤしながら魔封じ開くと
障壁で1ターン耐えたけど圧倒的爆発力で死亡。
負け。
まだある、次!!
1戦目:転生炎獣
1本目
先攻譲るも、壊獣引かず。
グラットンとカグヤで見えてたレイジを踏みにいくものの、強貪に素引きされてたロアー打たれて、リソース無し。
負け。
2本目
先攻貰ってセンサー万別。
敵だとウザいが味方だととても頼りになるな、このカード。でも禁止早めで。
まごつく相手。
放たれる強貪。
無造作に15枚除外されるEXデッキ。
無慈悲なグラットン。
超気持ちいい。
3本目
相手の先攻。
先攻盤面を壊獣で踏み潰し、センサー万別とカグヤを駆使して相手のリソースを削っていく。
途中ETに入り、LP2600差をつける。
盤面には3200のグラットンとジズキエル。
しかし、ハートとガゼルでヴァレルロードを作られて、グラットンをレイジで処理され3300。
LP700差で負けるが、しかし私には最後のターンが残されている。
そう、最後のターン。
ハンドにはカグヤがいる為ダイーザかグラットンを引くことが出来れば勝利。
残りのデッキは9枚。
その中にダイーザ2枚とグラットン1枚。
都合1/3だが、私はこのデッキに愛を込めてきた。
そう、きっと、必ず、デッキは応えてくれる。
つまり、引く確率は100%と言っても過言ではない。
さぁ、来い、勝利のカード––––
終わり、閉廷!!!!