CSで使う@イグニスター備忘録
こんにちは、ターンUだ。
コロナ禍でCSに参加する機会がガクンと減ったのでCS用の@イグニスターのプランを備忘録として残しておく。
@イグニスターってどう動くの?
まずは簡単に@イグニスターがどのような動きをするのかを解説しておきたい。
まず皆さんに知っておいて欲しいのはこのイグニスターAiランド。
メインモンスターゾーンが空の場合、各属性1度ずつ手札から@イグニスターを特殊召喚出来るこのデッキのエンジンである。
そしてそのAiランドをサーチ出来るのがこのピカリとダークインファント。
特にダークインファントに関してはどんな@イグニスターからもサーチを行うことが出来るので、ほぼ全ての@イグニスターを初動に変更できる。
最終的にはアチチorピカリ1枚からスプラッシュとアップデートからアクセスでワンキルしてフィニッシュするのが基本目標である。
@イグニスターの構築
ガッチリ@イグニスター
フォーマッドスキッパーのバリュー担保のためのカード。
素引きしてもゴミにならず、フィールドのモンスターに耐性を付与出来るので貫通、盤面維持どちらにも使える。
スプラッシュメイジで蘇生すれば何回でも耐性を付与出来るのも良い点。
アクセスコードに完全耐性を付与するムーブはエクストラターンでかなり有用なので上手く絡めていきたい。
ピカリ@イグニスター
Ai魔法罠をサーチできる。
後述するAiドリングボーンやキーAi、イグニスターAiランドなどでリンク値を増やしたりやめぐりAiでサーチしたりなど幅広い行動の起点となれるので非常に便利。
1枚でワンキル出来るカードその1。
ドヨン@イグニスター
出た時にモンスター、素材になって魔法罠と1枚で2枚回収出来るアドバンテージの化身。
特にAi魔法は強力なカードが多いのでそれを回収することができるのは強い。
@イグニスターのリソースを担保する存在で、コイツさえいればリソース勝負で負けることはそうそう無いはずなので手堅いゲームメイクをしていくことができる。
丁寧に扱っていく必要のあるカード。
アチチ@イグニスター
デッキから「レベル4以下の」@イグニスターをサーチ出来るカード。
ドヨンとピカリどちらにもアクセス出来てサーチ先が多様な動きをする事が出来るため、相対的に強力なカードになっている。
②の効果は戦闘ダメージを避ける効果。
あまり多用する効果では無いが、エクストラターンなどでは相手にモンスターの除去を強要出来る場合があるので覚えておいて損はない。
ここまでで分かる通り@イグニスターモンスターはレベルが2以上のサイバース族で構成されているのでアップデートジャマーを作りやすいのが非常に魅力的。
1枚でワンキル出来るカードその2。
フォーマッド・スキッパー
@イグニスターになれるのでダークインファントになれる、ガッチリをサーチ出来るのでヒートソウルになれるなどの準初動。
1枚でワンキルこそ出来ないが、1枚からヒートソウルの2枚ドロー+Aiランドで3アドバンテージを稼ぐ事ができるので普通に強力。
Aiランドのサーチかガッチリのサーチどちらか好きな方を誘発から守ることが出来るので誘発受けが良い点もgood。
地味ながらかなりの仕事人である。
マイクロ・コーダー
罠コード御用達の手札リンク。
@イグニスターにおいては1枚で何も出来ないカードはあまりバリューが高くないのでマイニングと足して実質3枚で運用している。
ここまでして積みたい理由はサイバネットコンフリクトという強力なカウンター罠を使用出来る為。
手札リンクの性質上手札で隠すプレイも出来るので小賢しく使っていきたい。
ちなみにスプラッシュメイジで蘇生してリンク素材にすればピカリかドヨンをサーチ出来る点も覚えておくと結構助かるタイミングがあるかもしれない。
イグニスターAiランド
エンジン。
このカードのおかげで罠コードよりもニビルやγ、強制脱出装置などのモンスター除去への耐性が高くなっている。
またかなり軽い条件で墓地から再セット出来る為に生半可な妨害は無視する事ができる。
一応無くてもワンキル狙いの動きをする事ができるが、除外されてしまう事だけはしっかり警戒していきたい。
Aiドリングボーン
速攻魔法の@イグニスター蘇生で単純に強力。
このカードをドヨンでひたすら使い回す事ができるのがこのデッキの強みの一つである。
相手ターンでの蘇生と自分ターンの蘇生をひたすら繰り返す事ができるのでやっぱりリソース勝負で負けることはそうそう無いはずである。
あまり使う事が無いとは思うが墓地にある場合モンスター同士の戦闘が発生する攻撃宣言時、手札を1枚除外する事で魔法罠を回収する事ができる。
キ-Aiが来るとそれなりに使う機会も増えると思うので覚えておこう。
めぐりAi
色々書いてあるが結局のところライフバーン付きの@イグニスターサーチ。
単純に万能で強力。
ただし2300という結構なライフバーンなのでその点には留意する必要があるのと、これを発動するとうららで増Gを弾けなくなってしまうことに注意する必要がある。
うららと同時持ちしている場合は出来るだけ相手の増Gを誘ってから撃ちたいところ。
サーチ先についてだが基本はアチチをサーチしてピカリからAiサーチに繋げていきたい。
が、ヒートソウルを使用した後はピカリかドヨンしかサーチ出来なくなってしまうのでヒートソウルを使用するときはこのカードの存在を念頭に置く必要がある。
1枚でワンキル出来るカードその3。
サイバネットマイニング
言わずと知れたサイバースなんでもサーチ。
@イグニスターと合わせ引きすればマイクロコーダーからコンフリクトをサーチ出来るので上手く妨害を増やしていく一助にしていきたい。
Aiランドは再セット出来るのでAiランドを切ってサーチすれば損は無いのだが、ムーブを読まれやすくなるのでコストは臨機応変に変えていきたい。
1枚でワンキル出来るカードその4。
テラ・フォーミング
Aiランドが相手の妨害貫通に非常に便利であり素引きしたいタイミングも多い為このカードで実質2枚にしている。
あと魔鍾洞もサーチ出来るので後攻札にもなる。
強い。
魔鍾洞
Aiランドでいつでも剥がせて対策されてないデッキを詰みにまで持っていける最強カードなので採用。
神罠が充分溜まったあたりで剥がして相手の妨害を全て弾いてワンキルというパワームーブが出来る。
が、最近のデッキには多く採用されている関係上対策カードが積まれている可能性があるので過信は厳禁。
張り替えるタイミングは慎重かつ大胆に決めよう。
墓穴の指名者
展開型のお供。
墓地対策として下手な罠よりもパワーが高くその上相手の手札誘発を弾けるので無駄がない。
強いのでフル投入。
サイバネット・コンフリクト
コードトーカーの最強罠。
コードトーカーが出るデッキなら出来る限り刺したいカードなので採用中。
神罠
強力な1:1交換札なのでフル投入。
しつこいほど言っているが、このデッキはヒートソウルも含めてアドバンテージをどんどん稼げるので毎ターンリソースを潤沢に使う事ができる。
そのため1:1でも相手を確実に妨害出来るカードを優先して採用している。
また魔鍾洞でも書いたが相手の妨害を弾くのにも優秀なのでそのような意味でも大切に使っていきたい。
一応めぐりAiでのライフバーンがあるので注意。
バージェストマ・ディノミスクス
ハンドを切る事にはなるが相手のカードを除外するためほぼ再利用されず、確実に妨害が出来る。
相手の厄介なシステム罠や魔鍾洞なども剥がす事ができるのでバックにも強く、ゆっくりとゲームを進める上でのリスク軽減にもなる。
Aiランドを切ることで無駄もない。
誘発枠
今回の誘発枠はうらら、わらし、増G、泡影の3枚。
うららは単純にパワーが高いので3枚採用。
わらしに関しては鉄獣戦線のリボルトを警戒する御守り枠に1枚。
十二獣のモルモラットムーブやシャドールのルークも咎める事ができるので腐る事も少ない印象。
増Gはドローではなく相手の動きを抑制する為の採用。
泡影は十二獣、鉄獣、シャドールやサンドラのシステムモンスターを無力化出来るので有用。
しかし先攻ではよりパワーの高い罠を引きたい為2枚となっている。
ライトドラゴン@イグニスター
書いてあることは弱くないのだが大抵リンクで事足りるので基本はめぐりAiの弾。
一応蘇生効果は強いタイミングがあったりなかったりするのでインクのシミでない事は覚えておこう。
ピカリがレベル調整を出来るので出す時はそれを使えば多分楽。
リングリボー
最近罠コードにも入っており知っている人も多いかもしれないが、罠を弾く事ができる便利なカード。
罠コードにない役割としてダークインファントをリリースして自己蘇生効果を使用出来るのでこれを上手く使って相手の妨害を弾く事もできる。
出来るだけ早めに墓地に送ってしまいたいカード。
@イグニスターの特徴
1枚でのワンキル初動がアチチ+ピカリ+めぐりAi+マイニングで11枚、ワンキル無しの初動はスキッパーを足して13枚。
その上Aiランドで吐き出せるのでこうしたデッキにありがちな「初動が被って死に札が多い」という事故も少なくかなり安定したデッキ。
タイプの似ている罠コードはワンキルに最低でも2枚のカードが必要なのでそれよりも手堅いムーブが可能になる。
更にドヨン以外の全てのカードが「サーチ→展開→サーチ→展開→…」とループ出来て、その例外も強力な回収なので例えワンキルを阻止されても次のターンまたワンキルムーブをすることが出来る。
また、空いている枠が多く好きな罠を積む事ができるのも特徴。
これによって環境に合わせたカスタムも出来る。
また、罠コードや十二獣、鉄獣など着地狩りのされやすいデッキが多い中である程度の耐性があるのも利点の一つ。
総じて丁寧なリソース管理と一瞬の爆発力の両立したデッキであると言える。
欠点としてはメインギミックでの妨害が存在しない事。
妨害を空き枠に頼っているのでどうしても噛み合いの悪い手札になってしまう事がある。
また、1ターンにデッキから引き出せるリソースは罠コードに一歩譲ってしまう。
先攻後攻、及びサイド後のプラン
先攻
とにかくスプラッシュメイジを墓地に落としてヒートソウルを作ることを目標にして動く。
召喚権を咎めるのが強い環境なので余裕があるならばファイアウォールのバウンスも構えると良いかもしれない。
誘発の受けに関しては手札の妨害が心許ない場合を除き基本貫通は考えずに、出来るだけリソースが残る方を選択して展開していきたい。
再三言っているがリソースは充分続くのでロングゲームをするつもりでいこう。
後攻
基本1ターン目は相手の妨害を剥がすのに使う。
そして次ターンからの罠で相手の盤面を荒らして2ターン目以降にワンキルする、というようなプランを取る事が多い。
安定か爆発力どちらかでは勝っているはずなので根気強く荒らしていけば勝てない事も無いかもしれない。
諦めずに頑張ろう。
ただあまり知られてないのも利点なので情報を抜かれる前にさっさとサレンダーする事も大事である。
対展開系サイド後
幻影など。
今回の構築では十二獣、鉄獣に対して寄せているので罠の性質上基本的に得意ではない。
気になるならばサイドにシステム罠を投入するなどして対応してほしい。
とはいえゆっくりさせてくれるような相手ではないのでこちらも前のめりに戦っていこう。
対罠ビサイド後
罠コード、オルターなど。
バック割りは勿論なのだが、システム罠警戒のために後攻でもディノミスクスを残した方が良いように感じる。
とにかくお互いの罠の踏み合いに持ち込んでしまえば初動の枚数差で有利をつけて勝つ事ができるだろう。
ただし罠コード相手にはとにかく先にヒートソウルを出させない事。
初動の枚数、リソースがループするなどの有利をドローで無理矢理打ち消されてしまう。
対十二獣、鉄獣サイド後
とにかく召喚権狩りを徹底する事。
基本的にはそれで封殺出来るはずだが鉄獣はリボルトが存在するのでモンスターをどかしたからと言って安心してはいけない。
鉄獣にはロンギヌスという明確なターンスキップがあるのでそれで無理矢理自分のターンを引き込むのも手。
一度動かれると好き放題されるので相手のやりたいことをさせないようにする事が重要である。
終わりに
私の住む地域ではコロナによって最低でも約2ヶ月程度はCSが開かれない。
そのため前回のCSでの学びや知識をブログという形でまとめさせてもらった。
@イグニスターは独自の強みとポテンシャルがあり充分に環境で戦っていく事が出来るデッキだと確信している。
そのため是非とも皆さんも使って一緒に@イグニスターを盛り上げていけたらと思う。
好きなファンタの味はグレープです。
おまけ
アーマードビットロン
@イグニスターにもなれるしマイクロコーダーからコンフリクトも持ってこれるし蘇生もある上、場に居なくなるのでイグニスターAiランドも使えるし最強ジャーンと思ったが失敗。
普通に効果を無効にして出すから1枚じゃどうにもならない。
召喚権も使うので良いとこなし。ボツ。
激流葬
リソースは常に自分の手札にあるのでモンスターを流しても困らないし普通に返しでワンキル出来るから最強ジャーン。
ただ単純に魔鍾洞や勅命、虚無等が怖いので泣く泣く断念。
環境次第では普通に一考の余地あり。
特殊召喚できる系サイバース
ドシンとかインフライヤーとかなんかその辺。
手札に隠れてるリンク値でハッタリ効くし最強ジャーン。
ただそういう1枚でなんとかならないカードを入れても独自の利点が薄れて罠コードに寄っていくだけなのでボツ。
キ-Ai
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「@イグニスター」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):自分フィールドの攻撃力2300以上の「@イグニスター」モンスターが効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
(3):このカードが除外された場合に発動できる。
このターン、自分の攻撃力2300以上の「@イグニスター」モンスターは戦闘では破壊されない。
満を辞して登場した2枚目の蘇生魔法。
原作での決着をつけた重要カードなのだが何故かAi打ちに戦闘破壊耐性が統合されてるので意味無し。
単純に2種類目の蘇生魔法でターンに2回蘇生できるので強い…はず。