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シン・ウルトラマンのガボラがめっちゃ良かったって話をするだけの記事

この記事はネタバレを含みます。

 

 

 

シンウルトラマンガボラがマジで超良かった。

普段ヒーロー側ばかりを見て怪獣に関しては写真を見せられて「えーっとなんかこんな怪獣も居た気がするなぁ」くらいのライトなオタクなのだが、シン・ウルトラマンガボラを見た瞬間に身体に電流が走った。

この怪獣、めっちゃ、いい!!

 

まず首元の「ドリルと逆回転する輪っか」が良い。

シン・ウルトラマンを見られた諸兄においては今更説明する必要など全くないと思うが、ガボラというのはヒレを閉じてドリル状にしてそのドリルで地面を掘り進める怪獣だ。

まぁ特撮にありがちなドリル戦車的なサムシングなのであるが、これは大抵「現実だと地面掘れないけどネ……w」くらいのテンションで受け入れられるものだ。

そこにおいての「ドリルと逆回転する輪っか」!!!

これが一体なにかというと、ドリルを回転させたときにその反作用で身体が逆回転するのを防ぐ役割を持っている部位だ。

現実で例えるならばヘリコプターの主翼の上についてる小さなプロペラがそれに当たる。アレも機体自体が回転しないように逆回転している。

 

もう一つ、「背中から生えている2本のドリル状の尾」が良い。(背中から生えているので正確には「尾」というのかは知らない)

こちらもウルトラマンとの戦闘にて回転しているのを見て、ドリル戦車が突っ込まれがちな「掘った土どうする問題」への回答だと確信した。

恐らく頭部のドリルで掘った土をあの「背中から生えている2本のドリル状の尾」の溝で身体の後ろへ運び捨てているのだろう。

 

ここまで読んでいただくと私の主張が分かってもらえると思うのだが、要するに「ガボラ、マジで地面掘り進めそうじゃね?」という事なのだ。

私は専門家でもなんでもないので、これらの部位が現実でどれほどの意味を持つのかは分からない。

だがシン・ウルトラマンの製作陣は全男の子の夢である「なんか頭にドリルが付いてるヤツ」にリアリティを与えてくれた。これまで空想科学に付き纏っていた「それ、現実だと……w」に対しての反逆を行ったのである。

怪獣にはとんと興味のなかった私だが、このシン・ガボラとの出会いは今後一生忘れる事は無いだろう。