書きたいこと

書きたいことを書いたり書かなかったりします

男が車道側を歩かなければならない世の中に異を唱える話

「男が車道側を歩かなければならない」

これは2億6千年前からの決まりであり、圧倒的規則であり、人間という生物の遺伝子に埋め込まれた本能である。これに逆らったものは、自らの生きた証を後世に残すことすら許されず、消え去る運命にある。

 

しかし、なぜ車道側を歩かなければならないのか?「男が女性を車から守るため」?

 

いや、しかし、車道側から車が迫ってくるケースは非常に少ない。「お、人間が居るぞ、轢いてやろ」というサイコパスか、居眠り運転か、プリウスでも無ければ早々車道側から轢かれることは無いだろう。

 

むしろ、曲がり角の方が危険だ。曲がり角はなんだって飛び出してくる。車だって飛び出すし、子供だって飛び出すし、遅刻寸前の食パンを咥えた女子高生だって飛び出す。そして、曲がり角が存在するのはいつだって、歩道側である。

 

……いや、待て、そうか。謎は全て解けた。この世の恋愛の内およそ3割は空から降ってきた女の子だし、6割は食パンを咥えた女子高生である。

 

つまり、この規則は女性の「女子高生によって彼氏を取られるケア」なのである。あースッキリした。めでたしめでたし。

 

 

 

……いや、何もスッキリなどしない。この理論は様々な穴が存在する。そもそも「2億6千年前からの決まり」とはなんだ?2億6千年前といえば、恐竜の繁栄した中世代に当たる。そんな時に人間など存在するわけがない。いわんや決まりをや。つまり、この時点でこの男は嘘つきなのである。

 

それにプリウスは危ない。何故なら沢山ある。勿論安全なプリウスと危険なプリウスは存在するだろうが、それを見分けるのは非常に困難である。沢山あるからだ。「早々轢かれることはない」などと言うのは驕りに他ならない。だって沢山ある。

 

では何故男が車道側を歩かなければならないのか?これは非常に深淵な問題であり真円でありしんししっしsんっしっっっしし

 

 

 

 

こんなことを考えているのは何故かといえば来期のデッキが決まらないからだ。

板デッキ、募集────