遊戯王Advent calendarの反省をします
先日行われた遊戯王Advent calendarという企画をご存知だろうか?
Advent calendarというのは12月の1日から25日までに特定のテーマに沿って複数のライターリレー方式でブログなどに記事を投稿するという企画である。
そしてこれが今回の企画概要及びそのカレンダーである。
今年も遊戯王Advent Calendar、やります。 - デッキの生け簀
遊戯王 Advent Calendar 2020 - Adventar
各記事について感想を書いている方もいらっしゃるのだが私はいい記事とか有意義な記事とかそういうものがよく分からず、「コノキジ オモシロ‼︎ ニンゲンッテスゲー」くらいの感想しか出ないので、大人しく自分の記事について反省しようと思う。
各記事の感想を書いている方
【遊戯王Advent calendar】感想をまとめて書く記事 - ルーシーの遊戯王とサブカル集会所
アドカレ前半戦(1~10日)好き勝手な感想|あれく|note
あれくさんは拙作をお気に入りだと言っていただいております。ありがとうございます!
まず今回私の書いた記事はこちら
遊戯王最強のカードを、決めます。【遊戯王Advent Calendar7日目】 - 書きたいこと
軽く要約するとカードのデカさで最強を決めようという企画である。
そもそもこの企画を思い付いたのは実はAdvent calendarが発表される以前、Vtuber加賀美ハヤトのダークソウル実況を見ていた時である。
【DARK SOULS REMASTERED】ソウルシリーズ初挑戦!ひとまず世界観に触れてみる枠【にじさんじ/加賀美ハヤト】 - YouTube
この動画内で「デカさは正義」という発言に感銘を受け、じゃあ遊戯王でも同じことが言えるなと思ったのが最初である。
とはいえ、私の個人的な意見なのだが、こういうコラム系の記事はただ上げただけでは伸びない。
そういう理由でお蔵入りになりかけた矢先に発表されたのが遊戯王Advent calendarであった。
こういう注目度の高いイベントで出せば普段より多くの方に読んでもらえるのではないか、とそういう下心で参加したわけである。
正直言って今回の記事は適当に書くつもりであった。
いつもデッキ紹介や使い方の記事を書く時には(浅いとか言われて炎上とか怖いし)とにかく慎重に慎重に書いている。
しかし、モンスターの大きさなんて普段気にしている人なんてそうそう居ないだろう。多少間違ったことを書いたとしても別に怒られないから楽だろう、とそう思った。
が、それは甘かった。
1つ目の問題はモンスターがデカイとか小さいとかそもそもそんなことを比較するようにイラストが描かれていないことであった。
適当に「このモンスターは多分デカイ」とか言っても読者に伝わらないのだ。
その問題を解決するために私が出した結論は、具体的な数値を算出することだった。
こうすることによって比較にある程度の説得力が発生するし、数字の大きさでインパクトも与えられる。
シンプルだが効果的な解決法だ。
2つ目の問題は、調査が思ったより難しかったことだ。
主に浮鵺城。
スピシュスキー城ってなんやねん、初めて聞いたわ。
特に困ったのは標高と面積しか書かれていないことである。んなもん分かったところで比較にはならない。
最終的には無理矢理計測したわけだが、もしもスロバキアに訪れる機会のある方は是非スピシュスキー城の高さを測っていただきたい。切に。
ちなみにコメント等でもいただいたダイソンスフィアに関しても検討したのだが、比較対象が無かったので断念した。KDPが分かった方は教えてください。
3つ目の問題は勢いの維持である。
自説ではあるが、こういう中身のない企画は如何にバカバカしさを感じさせずに勢いで押し切るかというところにかかっている。
基本的に私はマトモな精神性を持っているため、文章をイカれさせるのに非常に苦労した。
しかも垓とか京とかそういうデカイ数字というのは普段全く触れないため、感想が「ヤバい」くらいしか出てこないのでそういう意味でも勢いの維持が大変であった。
最後の問題は、オチが無いことである。
マスターヒュペリオン程度では、ぶっちゃけ弱い。何故なら「身体の大きさ」というテーマを聞いて連想する方も少なくはないからだ。
私自身、記事を読む前に内容を想像して思った通りであればその記事の評価は「まぁそうだろうな」くらいでしか無いため、それは避けようと思ったのだが、これが非常に大変な作業であった。
その苦労の分、かなり意外性のあるカードを見つけられたと思うのでまだ読んでない方は是非確かめてみてもらいたい。
そうして世に送り出した拙作であったが、その評価に関しては、「微妙」の一言であった。
Advent calendar参加内や外の方から「個性的な記事」や「面白い記事」という評価を頂いたのは素直に感謝しているし、あまりの嬉しさに狂喜乱舞しながら印刷して部屋に貼ってある。狂人。
が、それらに反してPV数が異様に少なかったのが問題である。
残念ながらこういう記事を書くと決めていなかったのでグラフは撮影していないのだが、
同時期に発表したコードトーカーの記事が約4500PVほど。
3大僕が「コードトーカー」を使うときに気をつけていること100選 - 書きたいこと
そして今回のAdvent calendarの記事が約1000PV程であった。
なおこれらに関するツイートのRT数はほぼ同じである。
基本的に私は「自分の書いた文章を他人に読ませることに喜びを感じる狂人」であるためにこれは気になった。
これに関して考察してみると、「今回の記事は『Advent calendarという企画に興味のある人間』しか読んでいないのではないか?」という結論に至った。
つまり、企画自体に興味のない、記事のみを見た人間は読んでいないと予想されたのである。
どんなに素晴らしい記事を書いたとしても中身を読まれなければ意味がない。
勿論、今回の記事に関して「素晴らしい記事」とは言えないのだがそれにしたって今までの経験上、RT数に対してのPV数が少なすぎるのである。
そしてこうなった原因は「サムネイル及びタイトルの欠如」であると考えられる。
タイトルに関してはいわゆる「釣り」と呼ばれるものであり内容を半分しか説明しておらず、サムネイルに至っては存在しない。
これでは内容を読もう、という気分にならないのも無理はない。
これが今回1番の反省点である。
と、いうことでサムネイルの練習をしたいと思う。
まずここに用意したるは私のカメラロールから無作為に選んだ画像たち。
これをサムネイルにすると……!?
精進します。